各学校で生徒の魂を抜き続けた、
あの座るだけで魂を抜かれる恐怖の椅子。
最近見なくなってませんか?
あ。座高測定器です。
先日、昔話をしている時に座高の高い友人の話になったのですが、
あの椅子座るの嫌だったな。の話に。
でも最近見なくなった気がしたので少し調べてみたのですが、
どうやら2016年に廃止されていました。
え。そうなの?
しかも出てくる理由が、 "意味がないから"。
どうせTwitterとかで若い人らがwとか付けて、
面白くもないことで騒いでるだけでしょ。
”測定に意味がない” ”結果が活用されていない”、などの理由により、
2014年に学校保健安全法施行規則を改正。
2016年(平成28年)4月から規定の診断項目から除外される。
本当にこれが理由でした。
(若い方々、深々と謝ります汗)
じゃあそもそもなんでこんな計測してたの。
思いますよね、調べました。
1935年、内臓が発達していれば健康という考えがあり、
その見えない内臓の発達の目安になっていたのが "座高" でした。
座高の成長が、内臓の発達に比例しているという考えのようです。
ただそんなことが理由で測っているなんて、
測られる側の人で知ってる人なんていませんよね。
まさかの、あいつ足短かったよ....座高高かったよねからの
この展開。
予想もしてなかった結末で結構盛り上がりました。
もうこれからの子供の口から座高という言葉が消えてなくなるのは
寂しいですが、座るだけなのに恐怖する、悪魔の椅子に怯える子供が
いなくなると思えば、
世界平和に繋がっているな。と思う昼下がりでした。