皆さん、読書とか好きですか?
漫画じゃなくて小説の方です。
小説にも色々ありますよね、SF・恋愛・ファンタジー・ミステリーなどなど。
私は、まぁ言うまでもなく推理小説が好きなんですが、
そんな私が今まで読んだ推理小説を1部紹介したいと思います。
(出典:青崎有吾 作 「体育館の殺人」)
青崎有吾さんは平成のエラリー・クイーンとも呼ばれています。
この作品は裏染シリーズの第1作目、
裏染 天馬(うらぞめ てんま)という学校に住み着くオタク高校生が
学校の体育館で起こった殺人事件を解決する話。
裏染君は普段、学校の開かずの教室に住み着いていて、部屋の中はアニメやそのグッズで埋め尽くされている。
そんな所でぐーたら生活しているダメ高校生。
授業にも出ず、アニメばかり見ている彼が、ひょんなことからこの殺人事件を解決する事になったんですが、
本当の彼は、学校一の秀才で学年一位の超天才、そんな彼がどう事件を解決していくのか・・・
ラノベが好きな人は、読みやすいかもしれないです。
このシリーズの特徴は殺人事件なのにダークな感じがしない、むしろ青春を感じるミステリー。
青春ライトミステリーかと思ったら、めちゃくちゃ本格ミステリーで
解決編を前に「読者への挑戦」があり、作品内の文章や会話で真相を導き出せるようになっているのです!
読者を惹きつけるロジックがあり、推理小説を読んだことがあまりないって人にも
とてもオススメの作品です!
続編のタイトルは全て「~館の殺人」になっていて、綾辻 行人さんの館シリーズを彷彿とさせられますが、
趣向は違うかも・・・
(出典:綾辻 行人 作 「十角館の殺人」)
国内のミステリーファンなら誰もが知っているであろう作品、綾辻 行人さんの館シリーズ。
1人の天才建築家が建築した奇妙な館で次々と殺人事件が巻き起こる。
そんな館シリーズの第1作目の「十角館の殺人」。
この作品は本格ミステリーの先駆けとなった作品で、日本ミステリー史にも残る傑作品でもあります。
孤島に佇む一つの館「十角館」
そこに訪れた大学生7人に襲い掛かる連続殺人。
このシリーズは文章で伝えるのは難しいです。
一つ言えるのは、読んで面白くなかったって事はありえない、それくらい面白かったです。
衝撃のトリックとその描写にはとても驚かされました。
このシリーズ、現在9作品あり全て面白いのです。
読もうと思う方は、ぜひ順番に読んで下さい。
途中で意味が分からない所が出てきたり、単純に順番に読んだ方が面白いからです!
シリーズの中の1作品にとてつもなく超大作があるのですが、諦めないでください(笑)
講談社文庫で出ているのだと、その1作品で4冊くらいにはなると思います。
面白いです。4冊合わすと京極 夏彦さんの作品くらいはあります(笑)
(出典:はやみねかおる 作 村田四郎 絵 「そして5人がいなくなる」)
私の思い出の作品。
初めて読んだ推理小説、はやみねかおるさんの夢水清志郎シリーズ。
私が小学生の時に読みまくっていたシリーズです。
児童向けの小説で、たまに読み返すんですが、大人になった今でも面白く読めます!
三つ子の三姉妹のアイ・マイ・ミイの家の隣に洋館があり
そこに引っ越してきた、謎の元論理学教授、夢水清志郎が三姉妹に会う事から物語が始まります。
このシリーズは児童向けで、エグイ殺人事件とかは起こりません。
日常に起きた謎や、奇妙な出来事などを解決していくシリーズとなっています。
行き過ぎて、誘拐レベルで止まっています。←十分危ない
そんな児童向けとなっていますが、とても良く出来たロジックやトリックで
子供の私が推理小説に魅了されたきっかけになりました。
1作品目の「そして5人がいなくなる」はアガサクリスティーの小説「そして誰もいなくなった」を
オマージュされています。
読書感想文とかで困っているお子さんにもオススメできます!
他にもいっぱいあるんですが、思いつけば思いつくほどキリがないので
私の中で、子供・学生・大人と、だれでも楽しめる推理小説を紹介してみました!
また何かあれば、紹介したいと思いますし、
オススメがあれば紹介して欲しいです!
それでは、良い読書ライフを!